タイル製の床面施工は、目地から水が浸透して、水漏れを発生させることがあります。タイルそのものには撥水性能が備わっていますので、問題ないのですが、目地の箇所には防水性能が備わっていても強力な撥水性能は備わっていません。お風呂リフォームではタイルの目地への配慮がポイントになります。目地の部分は、表面に撥水性の塗料を塗装しておく方法と、床面裏天井部分への防水塗装を施工しておく方法の二種類があります。

お風呂リフォームは、樹脂製の床面と、タイル製の床面と、施工スタイルが異なります。樹脂製の床面は、亀裂が発生しない限りは、基本的に水漏れしないからです。タイル製の床面は、目地への配慮を行っておくことで水漏れを防止できます。ただし水漏れが発生した場合には、目地への対応処置だけでなく、水漏れした箇所への除湿と防虫が重要になります。

お風呂リフォームで水漏れ防止を施工するときは、水漏れしていた箇所への配慮をしましょう。水漏れしていた床面は、慢性的に湿度が高くなっている傾向があるからです。お風呂リフォームと同時に、お風呂の床下に害虫駆除剤を散布し、土台や柱などの虫対策をします。殺虫効果で虫の卵も駆除できます。

害虫への心配がなくなったところへ、防水と撥水を施工します。水漏れ防止は住宅の土台を保護するのに、とても効果的です。目地が汚れてきただけでなく、カビが除去しにくくなったと感じたら、水の浸透状況を調査してもらいましょう。浸透しているようであれば、水漏れ防止を兼ねて修繕してもらいます。

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